治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.5|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

30代 男性

患者様の症状について

  • 10年前から腰に痛みを感じる。

  • 5年前に椎間板ヘルニアと診断。

  • 10段階で痛みを表すと(1が最小・10が最大)、腰が7・おしりが6・下肢が3で、しびれの具合は3。

  • 寝返りや立ち上がり動作は問題無いが、中腰・立位の持続は非常に困難。洗顔・長時間の座位や重量物の挙上にやや困難を感じている。

画像及び所見について

  • L5/Sに椎間板ヘルニアが認められます。

治療について

L5/Sにセルゲル法を施行

L5/SにしっかりとDisco Gelが入っています。

Disco GelにはX線を吸収する物質が入っているため、薬剤の注入が確認出来ます。

患者様自身でも把握出来るため、治療に対しての満足度も高いです。

治療後、回復室で休憩後歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル法1箇所=1,320,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:院長 簑輪忠明