治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

本日の治療症例紹介 CASE-No.203|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

30代 男性 

これまでの患者様の経過について

2022年筋トレ中に腰痛を感じた。それ以降、腰痛と筋肉の張りを感じるようになる。

近医の整形外科を受診し、椎間板ヘルニアと診断。同時期にぎっくり腰を発症。

2023年には右臀部~右下肢にかけて痛みが出てきた。

症状改善のために当院を受診。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い5773

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-腰、右下肢

前屈:筋肉の張りを感じる

後屈:変化なし

ラセーグ:陰性

圧痛:なし

間欠性跛行:陰性

・日常動作

立ちっぱなしの状態が悪化する。

画像及び所見について

  • L3/4,5/s-椎間板変性
  • L5/s-線維輪断裂疑い

以上の事が画像上認められます。

・L5/s-椎間板変性をきたし線維輪断裂の疑いがある。ぎっくり腰の要因・腰痛の要因の可能性が高い

治療について

患者様と相談の元、L5/sにセルゲル法を施行

治療は末松医師が行いました。

DiscoGelを入れた後の画像になります。

治療は30分程度で終了

治療中痛みがあったが回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル1箇所=1,320,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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