本日の治療症例紹介 CASE-No.216|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム
カテゴリー:
患者様
30代 男性
これまでの患者様の経過について
2024年末から腰痛の症状が出始める。
以前にも腰痛の症状があったが、今回は下肢の症状も出始めた。
近医の整形外科を受診し、ブロック注射・投薬をしたが症状改善せず。
症状改善の為、当院受診。
治療前の症状について
・治療前の痛みレベル
腰 | 下肢 | しびれ | おしり | |
---|---|---|---|---|
痛みの度合い | 8 | 6 | 4 | 0 |
まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。
主な痛みの部分-腰、右臀部

前屈:変化なし
後屈:変化なし
ラセーグ:陽性-左50度
圧痛:なし
間欠性跛行:陰性
・日常動作
立ち上がりと座っているときに症状悪化。
画像及び所見について

- L4/5-椎間板ヘルニア
- L4/5-椎間板変性
以上の事が画像上認められます。
・L4/5-左椎間板ヘルニアを認めるが、主症状は右下肢であり画像とは一致しない。
腰の症状の原因の可能性は高い為、今回はセルゲル法ではなくPODDを第一推奨とした。
治療について
患者様と相談の元、L4/5にPODDを施行
治療は河野医師が行いました。

針を椎間板に刺入後オゾンを入れて治療終了となります。
治療は10分程度で終了
回復室で休憩後、歩いて帰院されました。
当院の治療法について
今回ご案内したPODDの補足情報です。
PODDの費用:330,000円/1箇所(税込み)~550,000円/5箇所(税込み)
※この患者様のケースの費用:PODD1箇所=330,000円(税込み)
PODDのリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。
更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。
この記事の執筆者:理事長