治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介【Qフローレンス法】 CASE-No.183|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

60代 女性 

これまでの患者様の経過について

2020年頃に左下肢に痛みを感じ近医の整形外科を受診しすべり症と診断。

現在両側の大腿から下腿にかけての痛・しびれが続いている為当院受診となる。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い1747

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な症状の部分-両下肢

前屈:下腿症状増悪

後屈:姿勢困難

ラセーグ:陰性 

圧痛:なし

間欠性跛行:500m程度

・日常動作

歩行時に症状悪化。

画像及び所見について

  • L4/5-脊柱管狭窄症,椎間板ヘルニア
  • L3/4,4/5-椎間板変性症

以上の事が画像上認められます。

・L4/5-L4前方すべりによる脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアも認め、主症状の原因の可能性が高い

治療について

患者様と相談の元L4/5にQフローレンス法を施行。

治療は簑輪院長が行いました。

Qfusionを入れた画像になります。すべり・椎間板の高さが改善しているのが分かると思います。

治療は85分(麻酔:25分 + 治療:60分)程度で終了

回復室で休憩後、座位・立位・歩行にて問題なしのため、歩いて帰宅しました。

当院の治療法について

今回ご案内したQフローレンス法の補足情報です。

Qフローレンス法の費用:1,760,000円/1箇所(税込み)~2,530,000円/2箇所(税込み) 

※この患者様のケースの費用:Qフローレンス法1箇所=1,760,000円(税込み)

Qフローレンス法のリスク・副作用:自験例でも論文でも報告はありませんが、スペーサー挿入により神経や硬膜など周辺組織の損傷の可能性があります。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。脱臼や棘突起骨折の可能性があります。その他、一時的な排尿障害、アレルギー反応などが発生する可能性があります。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長