治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介【Qフローレンス法】 CASE-No.20|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 70代 女性 

主病名

 L3/4 脊柱管狭窄症、変性すべり症 

 間欠性跛行:有

これまでの患者様の経過について

 20代の時に1回ぎっくり腰。以降は問題なしで生活していた。

 2023年9月、右股関節内側の痛み出現。

 2024年4月、他院で脊柱管狭窄症の診断。リハビリ・内服で保存的に。

治療前の症状について

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い1854

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-右臀部、右股関節内側

画像及び所見について

  • L3/4の変性すべり、脊柱管狭窄

治療について

患者様と相談の元、L3/4の棘突起間にQフローレンス法を施行

               

治療は65分(麻酔:30分 + 治療:35分)程度で終了

回復室で休憩後、座位・立位・歩行にて問題なしのため、歩いて帰宅されました。

当院の治療法について

今回ご案内したQフローレンス法の補足情報です。

Qフローレンス法の費用:1,600,000円/1箇所(税込み)~2,300,000円/2箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:Qフローレンス法1箇所=1,600,000円(税込み)

Qフローレンス法のリスク・副作用:自験例でも論文でも報告はありませんが、スペーサー挿入により神経や硬膜など周辺組織の損傷の可能性があります。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。脱臼や棘突起骨折の可能性があります。その他、一時的な排尿障害、アレルギー反応などが発生する可能性があります。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長