今月より頸椎の治療が始まりました。これから件数も増えていけば頸椎の治療コラムも作成していきます。その前に今回は頸椎の基礎的なMRIの見方をご説明出来ればと思います。
頸椎MRI
頸椎は基本的に7つあります。
MRI上では以下の通りに数えます。
頸椎の1番目と2番目は環椎と軸椎と呼ばれ、ナットとボルトみたいな関係性になります。
イメージ図は下図のようになります。
C1とC2は重なっている為椎間板はありません。
その為、椎間板治療のセルゲル法の治療範囲は、C2/3~C7/T1までとなります。
画像解剖
矢状断(縦切りの画像)
横断(横切り)
椎体と椎間板の構造は基本的には似ています。
しかし、大きさは頸椎のが小さく、椎間板も腰椎に比べて小さくなります。
また、腰椎と異なり気管や複数の血管が近く、椎間板の後ろを中枢神経が走行しています。
以上が基本的な頸椎の解剖となります。所見や病名などにつきましては今後の頸椎の治療コラムにて書いていきます。
現在、首の痛みや手や肩の痛みやしびれに悩まれている方が近くにいましたらまずはご相談頂ければと思います。
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※MRI画像は、原則3か月以内に撮影されたデータでお願い致します。
この記事の執筆者:ILC東京staff