治療症例紹介・コラム

Colum 【当院紹介コラム④】治療効果を高めるリハビリについて

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今回は当院のリハビリについてお話していきます。

前回記事はこちら→セルゲル法にとっての良い適応

ILC国際腰痛クリニックとは

2022年9月1日に開院した腰痛の根本原因治療に特化したクリニック。東京都港区。JR品川駅から徒歩7分。

腰痛専門のリハビリとは?

当院では、治療が終わっても痛みに悩む方や椎間板以外の原因が複数ある方に対してはリハビリを推奨しています。

リハビリってよく整形外科にある痛い部分を温めたりマッサージしたり、伸ばしたりするものですよね?

そうですね!
整形外科にあるリハビリは色んな症状に応えるためにウォーターベットや牽引器など様々な物がありますね。
ですが、当院でのリハビリは腰痛専門になります。

腰痛専門のリハビリって何をするんですか?

当院の理学療法士の先生から詳しくお話しさせて頂きますね。

理学療法士の入口と申します。
シンプルにいうと痛みやしびれなどの症状の原因を特定し、リハビリをしていく過程で患者様の生活習慣に合った運動指導を提供しています。

腰痛の原因を探していくんですか?

診察では、現在症状を引き起こしている部分を特定し治療をします。
リハビリでは、その症状を引き起こしている原因になる体の動かし方を特定し出来るだけ症状を軽減することを目的にしています。

なるほど!それは治療をしても腰痛の原因を放置したままだとまた腰痛を引き起こしてしまう可能性があるってことですか?

そういうことになります!
例えば家事や仕事で腰に負担をかけている動きを特定し、出来るだけその動きを避けたり、原因となる動きをしても大丈夫な体作りをしてもらいます。

例えば、

  • お子さんや荷持を持つときの動作
  • 椅子に座っている姿勢

起き上がり方などが生活で腰に負担をかける動きになります。

何がきっかけで症状が出るのか、どういう動きが問題になっているのかを生活習慣・運動習慣から把握する為に最初の20分でじっくりと問診をしています。

20分も問診をするんですか?

当院のリハビリは90分!

当院のリハビリは1枠90分です。
整形外科のリハビリが20~40分程度なので約2~3倍の時間をかけています。
その内、20分が問診。残りの70分程度で運動療法をおこなっています。

リハビリ自体も長い時間をかけているんですね!
ところで運動療法って何をするんですか?

患者様の体を触り筋肉や関節の動きを確認し、ほぐしたりしてパフォーマンスを向上させたりします。

運動療法の写真はこちらをご覧ください

なるほど、でもリハビリって何回も行くイメージがあるのですが通わないといけないんですよね?

当院では運動療法中に家でも出来るストレッチやトレーニングなどを指導しています。
また問診で症状の原因となる動きも特定しますので1回だけ来ていただいても効果を感じてもらえると思います。

患者様自身にも腰痛を引き起こす原因を理解してもらい、自主的に取り組んでもらうことを当院では重きを置いています。

その為に、運動療法中に患者様に「気付き」を感じてもらう事をテーマにしています。

この動きをしていたから腰痛になるんだや、リハビリに来て歩き方が楽になったなどの体験を大事にしております。

リハビリ前の歩き方とリハビリ後の歩き方などで「気付き」を体験してもらいます。

左図がリハビリ前、右図がリハビリ後になります。

そうなんですね!そしたら1回だけでも行きたいって思います!

そう言っていただけると嬉しいですね。
治療した後や、診察でリハビリが有用と言われた際にはぜひご来院ください。

入口先生、ご説明ありがとうございました。
次回からは、セルゲル法の治療方法について詳しく話していきます。

次回:セルゲル法の治療方法について