治療症例紹介・コラム

Colum 【脊柱管狭窄症とは?】

脊柱管狭窄症は、圧迫された椎間板(線維輪と呼ばれる層の部分)がひび割れることで中心成分が飛び出し、その飛び出した部分(椎間板ヘルニア)が脊柱管を狭くすることで起こります。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
また、従来の手術法では、この飛び出した椎間板ヘルニアを切除し、不安定化している脊椎を固定することで症状を緩和させますが、椎間板のひび割れは修復できていないため、再度ヘルニアが発生する可能性があります。
当院が採用するセルゲル法では椎間板のひび割れ部分を埋める薬剤を注入し、それがゲル状になってひび割れを補綴するため、根本的な治療を行うことができます。

ILC国際腰痛クリニック東京

この記事の執筆者:理事長 吉田直樹