治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.47|ILC国際腰痛クリニック(東京)コラム

患者様

40代 男性

患者様の症状について

  • 20歳の頃腰に激しい痛みが出てからぎっくり腰を数回発症するようになる。

  • 2020年10月、左腰に痛みを日常感じていたが、右腰に強い痛みが出現。

  • 10段階で痛みを表すと(1が最小・10が最大)、腰が3。

  • 500m以上の歩行が可能。

  • 寝返り・中腰姿勢は容易だが、立ち上がり・洗顔動作、長時間の座位・重量物の挙上にやや困難を感じている。

画像及び所見について

  • L4/5は椎間板ヘルニアが認められます。

・L4/5-正中椎間板ヘルニアが認められ左腰・右腰の原因の可能性がある為、治療を提案。

治療について

L4/5にセルゲル法を施行

椎間板にDisco Gel注入後の画像になります。

注入の際の痛みもなくスムーズに終えることが出来ました。

治療は20分程度で終了致しました。

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

先日のテレビ出演で多数の問い合わせを頂きありがとうございます。

予約の方もすぐに埋まっている状況で、現在2か月待ちの状況になっています。

皆様の腰の不安を取り除けるように尽力していきたいと思います。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル1箇所=1,320,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:院長 簑輪忠明