治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.38|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 50代 女性

これまでの患者様の経過について

 

 4年ほど前から、左下肢のしびれが継続。 

 先月、ぎっくり腰になり病院受診すると

 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症と診断される。

 保存療法で改善なければ手術と告げられる。

 症状改善目的で来院。

治療前の症状について

 立位で長時間、前傾姿勢、立つ座るを繰り返すと

 左は臀部~大腿裏側、大腿外側、ふくらはぎ、足底の痛みとしびれ。

 最近は、右下腿内側の感覚低下。

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い58910

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛み、しびれの部分-腰、下肢

 前屈:可能

 後屈:少し痛みあり

 ラセーグ:陰性

 圧痛点:L3/4,4/5 陽性

 咳、くしゃみ:ひびく

 かかと立ち:先月からできない

 

・日常動作

 寝返りの際、痛む。

 中腰で痛むが、少し前傾姿勢で楽になる。

 

画像及び所見について

  • L4/5-椎間板変性、膨隆

 以上のことが画像上認められます。

・L4/5-椎間板の膨隆による、脊柱管の圧排、症状の原因の可能性が高い。

治療について

患者様と相談の元、L4/5にセルゲル法を施行

治療は丸山医師が行いました。

治療は25分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル1箇所=1,320,000円/1箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長