治療症例紹介・コラム

Colum 本日の治療症例紹介 CASE-No.30|ILC国際腰痛クリニック(大阪)コラム

患者様

 30代 男性

これまでの患者様の経過について

 13年前に椎間板ヘルニアの手術。当時は右側に症状あり。

 その後は、症状なくなったが時々痛んでいた。

 今年の3月から症状が治らず、増悪している。

 症状改善目的で来院。

治療前の症状について

 歩行や、立位が痛む。

 立位保持は30秒ほど。

 

・治療前の痛みレベル

下肢しびれおしり
痛みの度合い7888

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

主な痛みの部分-足

 前屈:今は可能

 後屈:恐怖感で不可能

 咳・くしゃみ:ひびく

 ラセーグ:左右30度で左腰にひびく

 圧痛点:右L4/5,5/s

 かかと立ち:左足低下

 つま先立ち:可能

 

・日常動作

 洗顔動作困難。

 座位は可能だが、立位で症状悪化

画像及び所見について

  • L4/5-椎間板ヘルニア

 以上のことが画像上認められます。

・L4/5-椎間板ヘルニアによる脊柱管の圧排

 左側優位の症状の原因の可能性が非常に高い。

治療について

患者様と相談の元、L4/5にセルゲル法を施行

治療は丸山医師が行いました。

            DiscoGel注入後

治療は25分程度で終了

回復室で休憩後、歩いて帰院されました。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

※この患者様のケースの費用:セルゲル1箇所1,320,000円(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長