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椎間板ヘルニアとストレスの関係

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椎間板ヘルニアという疾患とストレスは一見で無関係ですが、実は密接に関連しています。

今回は椎間板ヘルニアとストレスの関係に関して解説します。

椎間板ヘルニアとは

椎体と椎体の間には椎間板が存在しています。椎間板は中央にゼラチン状の髄核があり、髄核を取り囲むようにコラーゲンを豊富に含んだ線維輪があります。

線維輪に亀裂が生じ、髄核が外に飛び出した状態は、椎間板ヘルニアといいます。

腰部椎間板ヘルニアとなれば、腰痛に加えて、お尻や足の痛み・しびれなどの症状が出ます。痛みやしびれは下半身のどこにでも出る可能性がありますが、特にお尻から太ももの裏側の痛み・坐骨神経痛は、腰のヘルニアの代表的な症状です。

椎間板ヘルニアとストレス

ストレスで椎間板ヘルニアの発生リスクが高まることはありませんが、ストレスが原因で、ヘルニアの痛みが強くなったり、慢性化してしまうことはよくあります。

ストレスと痛みの関係

ストレスは脳機能に影響を及ぼしています。その結果としては、腰などに様々な不調が現れることがわかっています(*1)。

*1 参照元:Anne-Katrin Puschmann, et al. Stress and Self-Efficacy as Long-Term Predictors for Chronic Low Back Pain: A Prospective Longitudinal Study. Journal of Pain Research. 13, 2020. Sungwoo Choi, et al. Association between chronic low back pain and degree of stress: a nationwide cross-sectional study. Scientific Reports. 11(1), 2021.

ストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れて、交感神経が優位になり、筋肉が緊張状態となり、血行不良になりやすくなります。血流が悪くなると、痛みが発生してしまいます。

ストレスが強ければ強いほど、身体は防御反応としてこわばり、腰痛につながることが多いです。

また、持続的なストレスは脳内のドーパミンシステムを崩し、痛みを抑制する機能が低下して、痛みが慢性化します。

ストレスが原因で腰痛になりますが、続く腰痛も新たなストレスの原因となり、悪循環に陥ってしまいます。

心因性腰痛とは

検査では椎間板ヘルニアが診断されても、痛みの原因はヘルニアではなく、ストレスであるケースもあります。この腰痛は、心因性腰痛といいます。

その原因は、家庭や職場での人間関係などのストレスとなることが多いです。

心因性腰痛の特徴は、以下の通りです。

MRI検査等で異常が見つからない

MRI検査でヘルニア等が認められているがヘルニアの部位と症状が発生している部位が一致していない

痛みの程度や部位が日によって変わったりする

安静にしていても痛みがある

痛み止めを服用しても痛みが継続している

心因性腰痛の対策

心因性腰痛の対策には、ストレス解消、身体を動かすこと、痛みに関する考え方を変えることがあります。

ストレス解消

心因性腰痛の原因がストレスですので、ストレスの解消とリフレッシュが重要です。

意識的に休養をとり、好きなことをしてストレスを発散しましょう。

また、ストレスを抱え込まず、心療内科やカウンセリングを利用して心理的なケアを行うようにしましょう。

身体を動かす

ウォーキング、ジョギング、ヨガなどの軽い運動を習慣にすると、血行を良くし、ストレスが発散でき、腰痛が軽減できます。

「腰が治るまで動かない」という安静のしすぎは逆効果になりますので、無理のない範囲で適度な運動の習慣を身につけましょう。

痛みに関する考え方を変える

「もう治らないのではないか」という悲観的な考えは新たなストレスにもなり、疼痛増加につながってしまいますので、痛みに過度にフォーカスせず、腰痛を恐れすぎないようにしましょう。

当院の治療

当院は、椎間板ヘルニアに対して、損傷した椎間板を修復する治療・セルゲル法を行っております。

当院のセルゲル法では、椎間板のひび割れ部分を埋める薬剤を注射し、それがゲル状になってひび割れを補綴するため、根本的な治療を行うことができます。椎間板のボリュームが減少することがなく、治療後に薬剤がゲル状のインプラントとして椎間板に残りますので、椎間板が温存されることが特徴です。

椎間板ヘルニアと診断されたことのある方、腰痛でお悩みのある方は、一度当院での診察を受けることをご検討ください。

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